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池や川をきれいにするアポロ搭載の浄化装置

宇宙船の中では、水は大変貴重なので、そのほとんどをリサイクルして使っています。NASAは、アポロ宇宙船飛行士の飲料水のために、水を殺菌してきれいにする水質清浄装置を開発しました。この水質清浄装置の技術は、現在ではいろいろなところで使われています。家庭用の水道水の浄化装置のほか、プールや温泉の水の再生に利用されたり、池や小川の汚れの浄化や大規模な水の保存施設などに利用されています。また、プールなどの水面に浮かべるだけで、微生物や藻類の繁殖を防いで水を清潔に保つことができる、フリスビー型清浄器も商品化され、これはスカイラブ(有人軌道実験)計画で活用されました。

ソーラー・エアプレーンで地球観測

太陽熱のエネルギーを動力源とするソーラー・エアプレーンは、環境にやさしい太陽電池飛行機です。1980年に、初飛行に成功したソーラー・エアプレーンの飛距離は、15分間で3.2キロメートルでした。その後、NASAが開発した太陽電池の進歩によって、ソーラー・エアプレーンは、長期間にわたって飛行することができるようになりました。NASAの惑星地球観測計画(MPAP)では、昼間に蓄えた電気エネルギーで、夜間にも安定した飛行が継続できるように連続飛行試験をしています。そして、無人地球観測飛行機を開発して、2000年頃から、地球の降雨量や日照量の測定、嵐や洪水の災害、森林火災などの監視をおこなう予定です。

ソーラー・エアプレーン「パスファインダー」
ソーラー・エアプレーン「パスファインダー」