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カナダアーム2

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さまざまな用途に使われるロボットアーム

カナダ宇宙庁(CSA)が設計・開発した国際宇宙ステーション用のロボットアームで、「カナダアーム2(SSRMS)」と呼ばれています。国際宇宙ステーション組立てフライト6A(スペースシャトルミッションSTS-100)で、2001年5月1日(日本時間)にスペースシャトルエンデバー号で打ち上げられました。

「カナダアーム2(SSRMS)」はスペースシャトルのロボットアームを大型化し、より優れた機能を持っています。7個の関節部があり、まん中の関節を中心に左右に腕を伸ばすような構造で、両端が台座を交互につかんでシャクトリムシのように移動します。間接を伸ばしたときの長さは約17mで、重量は約1,800kgです。

国際宇宙ステーションのトラスに沿って移動し、国際宇宙ステーションの組み立て作業や、機器の交換、船外活動の際に宇宙飛行士を乗せて移動させるためなどに使われています。また、地球から物資を輸送する日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」が国際宇宙ステーション飛行する際には、「カナダアーム2(SSRMS)」が「こうのとり」を捕獲し、国際宇宙ステーションへのドッキングや離脱を行います。

「カナダアーム2(SSRMS)」の先端に子アーム「デクスター」を取り付けることで、さらに細かな作業を行うこともできます。

2007年8月、トラスでアームを展開している「カナダアーム2(SSRMS)」(画像提供:NASA)
2007年8月、トラスでアームを展開している「カナダアーム2(SSRMS)」(画像提供:NASA)
2009年10月、宇宙ステーション補給機「こうのとり1号(HTV1)」を捕獲し、国際宇宙ステーションからの取り外し作業を行っている「カナダアーム2(SSRMS)」(画像提供:NASA)
2009年10月、宇宙ステーション補給機「こうのとり1号(HTV1)」を捕獲し、国際宇宙ステーションからの取り外し作業を行っている「カナダアーム2(SSRMS)」(画像提供:NASA)