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スターダスト

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関連情報

分類:月・小惑星探査

名称:スターダスト/STARDUST
小分類:彗星・小惑星探査
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1999年2月7日
打ち上げ国名:アメリカ
打ち上げロケット:(Med-Liteバージョン)
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地

スターダストは、P/Wild2彗星という若い彗星を観測するために1999年2月、打ち上げられた探査機です。これまでハレー彗星などを観測した彗星探査機は観測データを地球に送るだけでした。しかしスターダストは、彗星が放出する蒸気やちりなどのガス、また宇宙空間に漂う細かな星間物質をカプセルに入れて、2006年に地球に持ち帰るので、宇宙に漂うちり(スターダスト)や彗星の尾をつくる物質の謎について研究ができると期待されています。
スターダストは、2004年1月にP/Wild2彗星の核に約100kmまで近づいて採集をするほか、7年間にわたり、各種の星間物質を集めながら太陽系を移動し続ける予定です。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
総重量350kg。本体は縦長の直方体をしており、両脇にそれぞれ長方形の太陽電池パネルを持ち、これで動力をまかないます。また前面に短い漏斗型の星間物質収集装置があり、15ミクロンの物質も採集できるようになっています。

スターダストの太陽電池パネル
スターダストの太陽電池パネル

2.どんな目的に使用されるの?
P/Wild2彗星に接近して、彗星の尾などに含まれる物質を採集したり、写真撮影や放射線データの調査をおこないます。この彗星は比較的最近生まれたもので、太陽熱で氷が溶けておらず、ガスの放出も少ないので、より正確に彗星の状態が調べられるのではないかと期待されています。彗星の核の大きさは約4kmです。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
太陽の周りを回りながら、1999年10月から2000年3月までと、2002年5月から10月まで別々の軌道で宇宙空間を漂うちりのような星間物質を集めます。その後、2004年1月1日にP/Wild2彗星に100kmまで接近し、彗星が放出するちりや氷、ガスなどのさまざまな物質を採集し、地球に持ち帰ります。

4.打ち上げ・飛行の順序はどうなっているの?
1999年2月7日に打ち上げ。1999年10月から2000年3月まで太陽を中心とした長楕円軌道を航行します。その後、2001年1月14日に地球をフライバイ航法により加速し、2002年5月から10月まで別軌道を航行、2003年中ごろから移動を開始して、2004年1月1日からP/Wild2彗星に100kmの距離まで接近します。収集した資料はカプセルに納められ、2006年1月15日に本体から分離、地球に帰還します。