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スティーブン・ホーキング

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ブラックホール研究の第一人者アルバート・アインシュタイン以後の宇宙論に決定的な影響をあたえる

スティーブン・ホーキング(1942~)は、イギリス生まれの理論物理学者で、ブラックホール研究の第一人者として知られています。幼少のころから数学や物理学に優れた才能を発揮し、17歳でオックスフォード大学へ進んだあと、ケンブリッジ大学院の研究生として本格的な宇宙論の研究を始めました。
博士課程での研究のとき、筋萎縮性側索硬化症という難病にかかり大きな衝撃を受けますが、周囲の協力を得て精力的に研究を続け、画期的な論文を執と発表してアルバート・アインシュタイン以後の宇宙論に大きな影響をあたえました。

難病と闘いながら現代の宇宙論をリード一般相対性理論と量子力学の統一理論に取り組む

ホーキングの宇宙論は、量子力学を通じて、宇宙の起源や構造のなぞを解明しようとするものです。1960年代後半に発表した「ペンローズ=ホーキングの特異点定理」では、宇宙にはブラックホールが存在することを示し、1974年にはブラックホールからエネルギーが放出されるという「ブラックホールの蒸発理論」を発表して大きな衝撃をあたえました。
1983年には宇宙の起源の解明を試みる「無境界境界条件」をあらわし、一般相対性理論と量子力学を統合する量子宇宙論を展開しました。宇宙の起源や物理の統一理論はまだ解明されていませんが、ホーキングの研究はこの分野に大きな貢献をはたしています。