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STS-112

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関連情報

分類:スペースシャトル

NASA提供
NASA提供

名称:STS-112
オービタ:アトランティス
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局NASA
打ち上げ年月日:2002年10月8日
着陸年月日:2002月10月19日
宇宙飛行士:ジェフリー・アシュビー/パメラ・アン・メルロイ/デービッド・ウルフ/ピアース・セラーズ/サンドラ・マグナス/フョードル・ユールチキン
飛行時間:259時間58分

STS-112は国際宇宙ステーションISS)組立ミッション9Aフライトと呼ばれていて、スペースシャトルによる国際宇宙ステーションの組立・補給フライトとしては15回目です。主な目的は、S1(エスワン)の完全なトラス部分を国際宇宙ステーションに運ぶミッションでした。同時に、国際宇宙ステーションの線路上で、人力でクルーや装置を運ぶ補助カート(CETA)のカートAが運ばれました。S1トラスの取り付けのために、3回の船外活動が行われました。また、このミッションで初めて外部タンクにカメラが取り付けられ、打ち上げの様子がビデオ中継されました。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
アトランティスは、液体燃料ロケットエンジン(メインエンジン)が付いたオービタ(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船と固体燃料ロケット2基、液体燃料・酸化剤の外部タンクからなっています。オービタの長さは37m、高さ17m、重さ85トンです。外部タンクは使い捨てですが、オービタとブースタロケットはくりかえし使われます。

2.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
外部タンクの液体燃料・酸化剤を使って、オービタのメインエンジンに点火、それと固体ロケットの噴射で打ち上げます。約2分後に、燃料の燃えつきた固体ロケットが切り離され、パラシュートで落下します。約8分後、高度約150kmに達したとき外部タンクが切り離され、オービタは軌道修正用エンジンで地球周回軌道に乗ります。オービタが地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します。

3.宇宙飛行の目的は?
S1トラスを国際宇宙ステーションに取り付けることが目的でした。S1トラスは、飛行活動4日目に、S0トラスの端に取り付けられました。14トンもあるS1トラスを、アトランティスのペイロードベイから、国際宇宙ステーションカナダアーム2で釣り上げ、ステーションに遠隔操作のボルトで留めました。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果をおさめたの?
3回のEVA船外活動)を行い、1回目は、S1トラスを国際宇宙ステーションに取り付けました。活動時間は7時間1分でした。2回目では、CETAカートを使えるように準備しました。また、S1のラジエーターにアンモニアが供給されるようにしました。活動時間は6時間4分でした。3回目の船外活動では、予定より早く活動を終えたため、加えて、国際宇宙ステーションのアンモニア冷却システム内をアンモニアがスムーズに流れるよう、ポンプモニターにスプール・ポジショニング・デバイスを取り付けました。活動時間は6時間36分でした。