JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

STS-121

シェア

関連情報

分類:スペースシャトル

NASA提供
NASA提供

名称:STS-121
オービタ:ディスカバリー
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局NASA
打ち上げ年月日:2006年7月4日午後2時38分
着陸年月日:2006年7月17日午前9時14分
宇宙飛行士:スティーブン・リンゼイ/マーク・ケリー/マイケル・フォッサム/リサ・ノワック/ステファニー・ウィルソン/ピアース・セラーズ
ISS滞在クルー】トーマス・ライター
飛行時間:306時間37分54秒

STS-121のディスカバリーは2003年2月1日のSTS-107(コロンビア)空中分解事故以来、2回目のシャトルのフライトで、スペースシャトルの打ち上げは115回目です。国際宇宙ステーション(ISS)組立ミッションULF1.1フライトと呼ばれていて、スペースシャトルによる国際宇宙ステーションの組立・補給フライトとしては18回目です。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
ディスカバリーは、液体燃料ロケットエンジン(メインエンジン)が付いたオービタ(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船と固体燃料ロケット2基、液体燃料・酸化剤の外部タンクからなっています。オービタの長さは37m、高さ17m、重さ85トンです。外部タンクは使い捨てですが、オービタとブースタロケットはくりかえし使われます。

2.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
外部タンクの液体燃料・酸化剤を使って、オービタのメインエンジンに点火、それと固体ロケットの噴射で打ち上げます。約2分後に、燃料の燃えつきた固体ロケットが切り離され、パラシュートで落下します。約8分後、高度約150kmに達したとき外部タンクが切り離され、オービタは軌道修正用エンジンで地球周回軌道に乗ります。オービタが地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します。

3.宇宙飛行の目的は?
STS-114に続き「Return To Flight(飛行再開)」ミッションとして、コロンビア事故を受けて導入された新しい安全措置と修復技術の試験が行われました。また、国際宇宙ステーション組み立てミッションULF1.1として、国際宇宙ステーションに補給品と設備、第13次・第14次長期滞在クルーのトーマス・ライターを運ぶことが目的です。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果をおさめたの ?
国際宇宙ステーションへのドッキング前後やドッキング中に、ディスカバリーの熱防護システムの検査が入念に行い、打ち上げ時や軌道上のデブリによる損傷がないことが確認しました。
「レオナルド」(多目的補給モジュール1)や補給品、実験装置など3トン以上の物資を国際宇宙ステーションに運び、国際宇宙ステーションから実験サンプルや不要品など2トン以上の物資を回収し、地上へ持ち帰りました。また、飛行3日目に国際宇宙ステーションとドッキングし、8日間に2人の宇宙飛行士3回の船外活動(EVA)で、モービルトランスポータへの電力供給、通信ケーブルを格納するTUSリールアセンブリの交換、センサ付き検査用延長ブームの足場安定性確認試験、強化炭素複合材修理方法の検証などを行いました。
トーマス・ライター宇宙飛行士国際宇宙ステーションに滞在する初の欧州宇宙機関(ESA)宇宙飛行士で、第13次長期滞在クルーの一員として残りました。これで、コロンビアの事故後2003年5月以来2名体制になっていた長期滞在クルーは、3名体制に戻りました。