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STS-132

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関連情報

分類:スペースシャトル

NASA提供
NASA提供

名称:STS-132
オービタ:アトランティス
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局NASA
打ち上げ年月日:2011年5月15日
着陸年月日:2011月5月26日
宇宙飛行士:ケネス・ハム/トニー・アントネリ/スティーブン・ボーエン/マイケル・グッド/ピアース・セラーズ/ギャレット・リーズマン
飛行期間:282時間29分

STS-132のアトランティス国際宇宙ステーション(ISS)組立ミッションで、ULF4フライトと呼ばれています。スペースシャトルの打ち上げは132回目、スペースシャトルによる国際宇宙ステーションの組立・補給フライトとしては34回目です。ロシアのモジュールをスペースシャトルISSに運搬する初めてのフライトで、アトランティスの最後の飛行です。「ラクベット」(ロシア語で夜明け)と名付けられたこのモジュールは、20フィート(約122m)近くあり、重さは8029㎏もあります。また、いくつかの重要なパーツも国際宇宙ステーションに運びます。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
アトランティスは、液体燃料ロケットエンジン(メインエンジン)が付いたオービタ(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船と固体燃料ロケット2基、液体燃料・酸化剤の外部タンクからなっています。オービタの長さは37m、高さ17m、重さ85トンです。外部タンクは使い捨てですが、オービタとブースタロケットはくりかえし使われます。

2.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
外部タンクの液体燃料・酸化剤を使って、オービタのメインエンジンに点火、それと固体ロケットの噴射で打ち上げます。約2分後に、燃料の燃えつきた固体ロケットが切り離され、パラシュートで落下します。約8分後、高度約150kmに達したとき外部タンクが切り離され、オービタは軌道修正用エンジンで地球周回軌道に乗ります。オービタが地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します。

3.宇宙飛行の目的は?
ロシアのミニリサーチモジュール1(MRM1)を国際宇宙ステーションに取り付けることです。3回の船外活動を行い、P6トラスのバッテリーを交換します。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果をおさめたの?
最初の船外活動では、国際宇宙ステーションのロボットアームに乗り6フィート(約183㎝)の新しいアンテナをZ1トラスに取り付けました。このアンテナは、宇宙ステーションの住人が、音声と画像の両方のデータをやり取りできるようにするものです。また、宇宙ステーションの「デクスター」ロボットアームにパーツを取り付けました。活動時間は7時間25分でした。
ロシアのモジュール「ラクベット」は、アトランティスのロボットアームでシャトルのペイロード・ベイから取り出され、宇宙ステーションのロボットアームに渡されました。新しいモジュールは宇宙ステーションの「ザリャー」モジュールの地球側に1mmの狂いもなく取り付けられました。
2回目の船外活動では、アトランティスの耐熱壁に引っかかっているコードをどけて、プラスチックのひもで縛りました。次に、宇宙ステーションのP6トラスの6つの新しいバッテリーのうち4つを交換しました。古いバッテリーは地球に持って帰るためにシャトルの貨物室に入れられました。活動時間は7時間9分でした。
3回目の船外活動で、P6トラスの最後の2つのバッテリーを交換しました。P4とP5の間にあるバックアップ用のアンモニアの流れる線も設置しました。活動時間は6時間46分でした。