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タイタンIIIEセントール

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関連情報

分類:ロケット
名称:タイタンIIIEセントール
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
運用開始年: 1974年
運用終了年: 1977年

タイタンIIIEセントール(空軍名SLV-5E)は、タイタンロケットのファミリーの一つで、タイタンIIICBMに2本の固体ロケット・ブースタを取り付けて宇宙打ち上げ機としたタイタンIIIDに、液体水素燃料のセントールD上段を組み合わせています。

1.どんな形をし、どんな性能を持っているの?
タイタンIIIは全部で4段からなるロケットで、本体(コア・ステイジ)の両脇に第0段と呼ばれる固体ロケット・ブースタ2本を付けています。ブースタは直径3.05mで、推力は各596トンになります。タイタンII ICBMから発展したコア・ステイジは第1段と第2段からなり、ともにエアロジン50(非対称ジメチルヒドラジンとモノメチルヒドラジンの混合物)を燃料、四酸化二窒素を酸化剤とする貯蔵可能推進剤を用いています。ともに直径は3.05mで、第1段にはLR-87-11エンジン2基があって、合計推力は239トンになります。第2段にはLR-91-11エンジンが2基で、合計推力は46トンです。第3段(実質的には第4段)のセントーは、液体水素を燃料、液体酸素を酸化剤とするLR-10A-3エンジン2基を持ち、合計推力は13.4トンです。タイタンIIIEセントールは、全体の高さが39.8m、離昇重量が614トンで、低高度軌道ペイロードは15.4トン、火星軌道に送ることの出来るペイロードは3.7トンになります。

2.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
タイタンIIIEセントールは、第0段は離昇115秒で燃焼を終えて切り離されますが、その直前の高度39kmで第1段エンジンが点火されて上昇を続けます。第1段は147秒燃焼、第2段は205秒燃焼します。第3段のセントールが約120秒間燃焼してペイロードとともにパーキング軌道に乗ったあと、再点火して脱出軌道にペイロードを送り出します。

3.どんなものを打ち上げたの?
バイキング1号バイキング2号ヘリオス1号ヘリオス2号ボイジャー1号ボイジャー2号があります。

4.どのくらい成功しているの?
7回打ち上げられて、第1回以外は全て成功しています。

5.この他に、同じシリーズでどんな機種があるの?
タイタンIIIA/タイタンB/タイタンC/タイタンD/タイタンE/タイタンL/タイタンM/タイタン34B/タイタン34D/タイタン4があります。