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きょしちょう座

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関連情報

分類:星座/神話

名称:きょしちょう座(巨嘴鳥座)
学名:Tucana
小分類:南半球
構成する主な星雲、星団、恒星:小マゼラン雲(銀河)/NGC104(球状星団)
神話の主な登場人物:-
日本で観測できる時期:日本からはほとんど見えない
見ごろの季節:秋(20時正中は11月中旬)

南米のジャングルなどに住む、くちばしの大きな鳥「巨嘴鳥(きょしちょう)」を星座になぞらえたものです。1603年にドイツ人天文学者バイエルによって作られました。この星座には、我らが銀河系のお供の銀河のひとつ「小マゼラン雲」があり、肉眼でも小さな雲に見えます。また、望遠鏡を向けると、小マゼラン雲より少し離れた場所に、大きく美しい球状星団NGC104を見ることができ、観測には楽しい星座です。

1.見つけ方のポイント
南半球で春(日本の秋)に南の空を見てみましょう。小マゼラン雲から、つる座にかけてWの字のようなくねくねとした星の並びが見つかります。それがきょしちょう座で、小マゼラン雲に近い方がきょしちょうの足、つる座に近い方がきょしちょうのくちばしに当たります。

2.神話の内容について
南アメリカなどのジャングルに住む、くちばしの大きな鳥「巨嘴鳥(きょしちょう)」を表した星座です。神話とは関係ありません。1603年に、ドイツの天文学者ヨハン・バイエルが発表した星図「ウラノメトリア」で発表された星座で、彼が作ったものとされています。

3.同じ時期に見える星座について
南半球の春(日本の秋)に南の空に昇る星座ですので、その時期の星座たちと一緒に見ることができます。まずきょしちょう座の北には、つる座みなみのうお座が見え、東にはほうおう座エリダヌス座が見えます。また南には小マゼラン雲をはさんでみずへび座はちぶんぎ座、西にはくじゃく座インディアン座が見えます。

4.主要都市での観測について
沖縄などでは星座の一部を見ることができます。良好な状態で観測したいなら、もっと南の土地へ行く必要があります。

※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)