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天王星探査

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土星の外側を回る天王星は、直径が地球の約4倍、重さは約15倍

天王星土星の外側を回る惑星です。太陽からは、土星までの約2倍の距離、29億kmもはなれています。地球からは大型の望遠鏡でもはっきり見えません。みどり色にぼんやり見えるのは、大気にメタンが多くふくまれているからと考えられています。直径は地球の4.1倍ほど、重さは約15倍あります。土星木星と同じように水素とヘリウムからできています。

ボイジャー2号が撮影した天王星
ボイジャー2号が撮影した天王星

天王星には11本の輪、15個の衛星があった

ボイジャー2号は、1981年に土星に接近して観測したのち、1986年1月24日には天王星に接近し観測をはじめました。すでに1977年、天文学者たちはインド洋上のジェット機から天王星の輪を見つけていましたが、ボイジャー2号の観測により、天王星には11本の輪があり、さらに15個の衛星があることがわかりました。(その後、2003年3月までに、計20個の衛星が見つかっています。)

赤道が約98度かたむく天王星は、42年ごとに昼夜が変わる

ボイジャー2号によって、天王星は自転軸と磁気軸が60度開いているほか、赤道面が軌道面に対して97度9分も傾いていることがわかりました。つまり、天王星は自転軸が前倒しになっているため、自転にともなって昼と夜が変わるのではなく、地球時間で42年ごとに夜と昼が入れかわっているのです。この原因については、直径がその半分ほどある氷の微惑星が原始天王星の公転運動面に対して垂直に近い角度で衝突した衝撃によると考えられています。

天王星を観測したのち、海王星に向かったボイジャー2号。現在は、太陽系を離脱しています。
天王星を観測したのち、海王星に向かったボイジャー2号。現在は、太陽系を離脱しています。