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パロマー天文台

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関連情報

分類:天文台・観測所
名称:パロマー天文台(ヘール天文台)
望遠鏡の種類:光学望遠鏡
国名:アメリカ
所在地:カリフォルニア州
口径:508cm(反射望遠鏡)/126cm(シュミット望遠鏡)

カリフォルニア工科大学のあるパサデナから南東に約220km、パロマー山中の台地にある天文台(北緯33度21分、西経116度52分、海抜1,706m)です。天文学者ジョージ・ヘール(1868~1938)の尽力で完成した508cm反射望遠鏡は、現在でも世界有数の大きさで、50億光年のかなたの銀河までも観測できます。現在はウィルソン山天文台を含み、ヘール天文台と呼ばれています。

1.どのようないきさつで天文台がつくられたの?

シカゴ生まれでマサチューセッツ工科大学を出た天文学者ジョージ・ヘールは、1897年にシカゴ北方のゼネバ湖畔にヤーキス天文台をつくりました。そのヘールが、自ら台長を務めたウィルソン山天文台(1904年完成)に次いで、1935年にパロマー台地で新たな天文台の建設に着手し、1948年に完成したのがパロマー天文台です。ヘールは天文台の完成を見ず、1938年に死去しています。

2.どのような天文学的発見や研究、業績があるの?
508cm反射望遠鏡では、まさに「地球の目」として、数十億光年先までの天体を写真撮影できます。シュミット望遠鏡は、星雲の観測、超新星の捜索写真観測などが主な役割です。外国の天文学者も利用でき、日本の研究者が許可を得て観測をおこなったこともあります。

※参考文献:小平桂一ほか・監修「平凡社版天文の事典」平凡社、磯部秀三「世界の天文台」河出書房新社、斉田博「宇宙の挑戦者」河出書房新社、国立天文台・編「理科年表」丸善、「産報デラックス99の謎/自然科学シリーズ1/宇宙と星」産報