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ウィルソン山天文台

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関連情報

分類:天文台・観測所
名称:ウィルソン山天文台(ヘール天文台)
望遠鏡の種類:光学望遠鏡
国名:アメリカ
所在地:カリフォルニア州
口径:257cm(反射望遠鏡)

天文学者ジョージ・ヘールがパサデナ郊外につくった天文台(北緯34度13分、西経118度04分、海抜1,742m)で、アメリカ西部にできた最初の天文台です。1917年に完成した口径257cmの反射望遠鏡は当時世界最大だったので、天文台には天文学者だけでなく、多くの物理学者、数学者、化学者が集まり活況を呈しました。現在はパロマー天文台を含み、ヘール天文台と呼ばれています。

1.どのようないきさつで天文台がつくられたの?
1897年にヤーキス天文台を建設した天文学者ジョージ・ヘールが1904年に設立しました。ヘールは初代の台長となり、カーネギー財団の寄付を得て、1917年には、当時世界最大の口径257cmの反射望遠鏡を完成させました。ヘールはその後パロマー天文台の建設に着手しますが、その完成を見ることなく死去しました。

2.どのような天文学的発見や研究、業績があるの?
それまで太陽採層の諸現象を観測していたヘールは、自らが台長(1923年まで)であったウィルソン山天文台での研究で、太陽黒点に磁場があるという重大な発見をしました。ヘールの研究に触発され、各地から多くの天文学者、物理学者などが参集しました。しかし、257cm鏡での観測に飽き足らなかったヘールは、パロマー天文台の建設に着手しました。

※参考文献:小平桂一ほか・監修「平凡社版天文の事典」平凡社、磯部秀三「世界の天文台」河出書房新社、斉田博「宇宙の挑戦者」河出書房新社、国立天文台・編「理科年表」丸善、パトリック・ムーア・編/中村士ほか・訳「ギネスワールド天文と宇宙」講談社