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バンガード2号

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関連情報

分類:人工衛星
名称:バンガード2号(Vanguard2)
小分類:科学衛星
開発機関・会社:米海軍開発研究所(NRL)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)/米海軍開発研究所(NRL)
打ち上げ年月日:1959年2月1日
運用停止年月日:1959年2月19日
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ空軍(USAF)
打ち上げロケット:バンガード(ジュノー1)
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
国際標識番号:1959001A

バンガード2号は、1958年1月31日に打ち上げられたエクスプローラ1号に先をこされた形で、1958年3月1日、3回にわたる失敗ののちにようやく軌道に乗ったバンガード1号につづく、米海軍開発研究所(NRL:Naval Research Laboratory)のバンガード計画第2号機です。
ただし、1号と同様、ケープカナベラルからの打ち上げは4度にわたって失敗、5度目の打ち上げ、5個目のロケットによってようやく、5番目の衛星が軌道に乗りました。
しかし、軌道には乗ったものの、衛星の姿勢は不安定なままで、データの送受信もままならない状態でした。
1959年9月18日には、バンガード3号が軌道に乗ったものの、結局これをもって海軍の人工衛星計画は中止され、アメリカの宇宙計画は、フォン・ブラウンの率いる陸軍弾道ミサイル研究局(のちNASAに移管)とNASAとを中核にすすめられることになりました。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
直径50.8cmの球体で、マグネシウム合金の外殻は、内側には金メッキが、外側には耐熱性能のある酸化ケイ素コーティングがほどこされており、重量は9.8kgありました。
2基の望遠鏡を搭載、磁気テープにいったん記録された地球の映像を、水銀電池からの出力1wの電流を使って地上に送るてはずになっていました。
姿勢制御には、毎分50回の回転によりその軸の向きを固定する回転(スピン)安定方式がとられていました。

2.どんな目的に使用されるの?
宇宙から見た地球の雲の様子を望遠鏡で観測、撮影した映像を地球に送りとどけることを最大の目的としていました。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
送信機とカメラは19日間にわたって機能していましたが、回転軸の向きが不安定でぐらついたため、満足な画質の映像を得ることはできませんでした。

4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
バンガード1号(1958年3月17日打ち上げ)、バンガード3号(1959年9月18日打ち上げ)があります。

5.どのように地球を回るの?
近地点高度559km、遠地点高度3,320kmの極端な楕円軌道で、赤道に対する軌道の傾きは32.88度、公転周期は122分42秒でした。