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バイキング

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分類:人工衛星

名称:バイキング/VIKING
小分類:科学衛星
開発機関・会社:スウェーデン/サーブ・スペース
運用機関・会社:スウェーデン/スウェーデン宇宙公社(SSC)
打ち上げ年月日:1986年2月22日
運用停止年月日:1987年5月12日
打ち上げ国名・機関:スウェーデン/スウェーデン宇宙公社(SSC)
打ち上げロケット:アリアン2
打ち上げ場所:ギアナ宇宙センター(GSC)
国際標識番号:1986019B

バイキング衛星は、スウェーデンがはじめて打ち上げた人工衛星です。バイキングの目的は、北極上空に現れるオーロラを調査することです。オーロラは、太陽から地球に飛び込んでくる高エネルギーの電子や陽子が、非常に高いところにある大気の分子にぶつかって発光する現象です。
バイキングは、オーロラが現れる極地上空13,000kmで、地磁気や太陽風を観測して膨大なデータを地球に送り、オーロラが発生するしくみの研究に非常に貢献しました。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
形状は幅1.9m、高さ0.5m、8角形のお椀のような形をした衛星です。
宇宙空間では長さ40mのアンテナを水平方向に4本、4mのアンテナを垂直方向に2本伸ばしています。

2.どんな目的に使用されるの?
バイキングの目的は、オーロラが発生すると思われる極地から高緯度地方の上空を飛行することによって、オーロラが発生してから消滅するまでのプロセスを調査することにありました。また、まだ衛星打ち上げを行っていないスウェーデンの衛星事業を発展させる目的もありました。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
バイキングは5種類の測定実験を行っています。極地上空で、コイルアンテナを付けた長いブームを使い、プラズマ流や高エネルギー粒子を7台のセンサで調査した他、電界や磁場の測定、0~15kHzの低周波や10~500kHzの高周波、紫外線などの測定実験を行ないました。バイキングは、1987年5月12日まで約1年2ヵ月の間に非常に多くの測定データを地球に送信し、その使命を終えました。

4.どのように地球を回るの?
遠地点13,530km、近地点高度817kmの南北両極を横切る、とても細長い楕円軌道をとり、約4時間22分で地球を周回します。