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投げた石も、重力に身をまかせている間は「無重力に近い」状態

石をななめ上に投げ上げると、石が手をはなれた瞬間から放物線(ほうぶつせん)を描いて地上に落ちますが、この間は重力に身をまかせ、重力に逆らわない運動をしているため、石は無重力に近い状態(微小重力)になります(実際には、空気抵抗などのため、完全な無重力状態にはなっていません)。

飛行機を利用した微小重力状態は、宇宙飛行士の訓練にも使われる

地上でものを上から落としたときと同じように、飛行機を使って微小重力状態をつくることができます。飛行機を急上昇させて、その途中でエンジンを止めると、飛行機はなおも上昇を続け、放物線(ほうぶつせん)を描いて急降下します。飛行機がエンジンを止め放物線を描いて飛行して、再びエンジンをかけるまでのあいだは、重力に身をまかせたままの運動をしているので、微小重力状態となります。飛行機の飛行高度などによってもちがいますが、この方法で20秒程度の微小重力状態をつくることができます。実際には、この方法でいろいろな実験が試みられており、宇宙飛行士の無重力訓練もこの方法で行われています。