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各国の小型ロケット

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微小重力実験に使用される各国の小型ロケット

各国で小型ロケットを使用した微小重力実験が行われています。これは小型ロケットを放物線上に飛行させることにより、人工的に微小重力環境をつくりだし、搭載された機器によって実験を行うものです。

ドイツでは、1977年12月から「TEXUS」実験ミッションを行い、2009年までに47回の打ち上げを行っています。打ち上げに使用されていたイギリスの「スカイラーク7」ロケットが生産中止になったため、2005年の「TEXUS 42」からはブラジルの「VSB-30」に切り替えられました。スウェーデンでは、1987年3月から「MASER」ロケットによって実験を受託し、2008年までに11機が打ち上げられています。また、ドイツとスウェーデンは共同して「MAXUS」ロケットを使った実験を行っており、1991年5月の1号機打ち上げは失敗に終わったものの、翌1992年11月には2号機の打ち上げに成功しました。2010年に8号機が打ち上げられています。これらの3つのプロジェクトはすべてスウェーデンのエスランゲ発射場で打ち上げを行っています。

日本では、1980年から1983年までに6機の「TT-500A」ロケットを打ち上げ、内4機の回収に成功しています。また、1991年から行われた「TR-IAロケット(たけさき)を使用した実験は、1998年11月までに7機を打ち上げ、実験を終了しています。

小型ロケットの比較図
小型ロケットの比較図

小型ロケットの比較

国名日本ドイツスウェーデンドイツ・スウェーデン
ロケットの名称TR-IATT-500ATEXUSMASERMAXUS
ペイロード重量最大750kg80kg最大約250kg200~250kg420kg
微小重力環境
維持時間
約6分間約6分間約6分間約6分間約15分間