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黄道光

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天の川よりも淡い光の帯

日が暮れた直後の西の地平線、もしくは明け方の東の地平線から、天頂に向かって伸びる淡い光の帯が見えることがあります。これを黄道光といい、黄道面に広がった塵(ちり)が、太陽の光を反射して見える現象です。日本ではおもに1月~3月(夕方の黄道光)、もしくは9月~11月(明け方)に見やすいですが、天の川よりも淡いため、都市部では光害のために見ることはほとんどできません。

惑星間塵

太陽系の惑星や小天体のあいだの宇宙空間には、0.01~0.1mmという非常に小さな塵が漂っていて、惑星間塵(わくせいかんじん)と呼ばれます。これらは彗星や小惑星から放出されたもので、太陽風にのって移動しています。とくに小惑星などの小天体は黄道面に近い軌道を公転しているものが多いため、黄道にはより多くの惑星間塵が集まり、地球からは黄道光として観測されるのです。

地球に落ちる塵

これら惑星間塵は地球にも落ちてきますが、そのほとんどが大気中で燃え尽きてしまいます。これらを「流れ星」として私たちが見ています。地球に落ちてくる塵の量は膨大で、目に見えないような小さなものまで含めると、1日あたり数tにもなるといわれています。大きさが数十cm以上あり、しかも鉄やニッケル、岩石などの固い物質でできている場合は地上まで落ちてくることがあり、それらを隕石と言います。隕石の起源の多くは小惑星ですが、中には月や火星の岩石を起源とするものもあります。これは隕石が衝突したときのカケラ地球にやってきたものです。